グローバル・スタディーズ領域
フィールドワークやボランティアで現場を経験。
多文化共生の課題に向き合っています
多文化共生の課題に向き合っています
PROFILE 劉 依荻 Liu Yidi 4年次から5年一貫プログラムに在籍 中国・上海市甘泉外国語中学校高等部出身 |
CICを選んだ理由を教えてください。
理由は2つあります。
1つ目は私自身が中国の少数民族の出身で、上海という国際都市で生まれ育ち、多文化共生の現場を実体験してきたこと。今後ますますグローバリゼーションが進展し、異文化コミュニケーションのスキルが問われる社会になると思うからです。
2つ目は、入学時にどの分野を専攻したいのか決めていなくても、入学後に幅広く4領域を勉強した後に自分の専門分野を選択できることです。
1つ目は私自身が中国の少数民族の出身で、上海という国際都市で生まれ育ち、多文化共生の現場を実体験してきたこと。今後ますますグローバリゼーションが進展し、異文化コミュニケーションのスキルが問われる社会になると思うからです。
2つ目は、入学時にどの分野を専攻したいのか決めていなくても、入学後に幅広く4領域を勉強した後に自分の専門分野を選択できることです。
どのようなテーマを学んでいますか?
1年次春学期の「多文化共生概論」の授業で、日本社会で暮らす外国ルーツの子どもたちの現状や課題を知りました。「在日外国人として自分も何か手伝いたい」と思い、大学のボランティアセンターへ。1週間後には「NPO豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」で中国語通訳翻訳や学習支援のボランティアを始めました。活動を進めるなかで、外国にルーツを持つ子どもたちが直面する社会的障壁の複雑さや「居場所づくり」の必要性を痛感。解決が難しい問題ばかりですが、学生として何か行動を起こそうと、子どもたちのためのオンライン交流会など複数の活動を展開中です。さらに現場の課題を深掘りするため、5年一貫プログラムの国際協力専門コースに申し込むことに決めました。
現在は在日ネパール児童を研究対象として学部の卒業研究と大学院の修士論文に取り組んでおり、今後は現地調査のためネパールスタディツアーに参加する予定です。子どもたちの母国を実際にこの目で見て、途上国の実態を深く知り、将来は国際開発・国際協力のプロジェクトに参加したいと考えています。
現在は在日ネパール児童を研究対象として学部の卒業研究と大学院の修士論文に取り組んでおり、今後は現地調査のためネパールスタディツアーに参加する予定です。子どもたちの母国を実際にこの目で見て、途上国の実態を深く知り、将来は国際開発・国際協力のプロジェクトに参加したいと考えています。