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キャリア

飲食店経営


「ちがい」を学んだCICでの4年間。
多国籍の相手とのビジネスもスムーズです。

PROFILE
ファム・トゥイ・リン Pham Thuy Linh
2021年3月卒業

<経歴>
2020年 CIC在学中に母国ベトナムで韓国人の夫と結婚。
2021年 CIC卒業。夫とともにベトナムでレストランをオープン。人事管理、顧客対応などを担当。
2023年 レストランがミシュランガイドに掲載される。

大学卒業後、母国でレストランを開業

2021年1月、母国ベトナムのハノイで夫とともにニューヨークテイストのレストランを開業しました。夫は料理長、私は顧客対応や人事管理を担当しています。コロナ禍で廃業する飲食店が多いなか、最初のお客様が私たちの店を画像で紹介してくださり、そこから評判が広がり、安定してお客様を獲得できるようになりました。今では食材サプライヤーとのつきあいを通じて、海外企業のディナーパーティなども多く受注しています。開業2年後にはミシュランガイドにも掲載されました。
顧客やサプライヤーに恵まれ、経営は順調ですが、ビジネスは決して簡単なものではありません。常に謙虚な気持ちで学び続けることを意識しています。

異なる価値観を受け入れれば心の壁がなくなる

2015年に日本へ留学し、日本語学校で料理人を目指す韓国人の夫と出会いました。CICに進学後、「将来は一緒にお店を持とう」と誓い合い、2020年ベトナムに一時帰国し、結婚。レストランの開業準備を始めました。
CICにはさまざまな国から留学生が集まっており、日本人も含めて多くの友人ができました。印象に残っている授業は「Teaching English to Speakers of Other Languages」です。留学生の多い授業で、「ちがい」に驚かされることがしばしばでした。「私たちの価値観は幼少期から形成されるが、価値観は国によって異なり、異なる価値観を受け入れられないと心の中に差別の壁ができてしまう」という教えは、深く脳裏に刻まれています。現在、多国籍のお客様や料理人、企業などと関わることが多いのですが、壁を感じずに会話やビジネスができているのもCICでの学びのおかげだと思います。
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