立教SFR(大学院生研究)
立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR: Rikkyo University Special Fund for Research)は、学外との連携や大型外部資金の獲得を視野に入れた、高度にして独創的な研究を助成することにより、学術研究の推進を格段に図ることを目的とした助成制度です。立教SFRには、指導教員(本学専任教員)の指導の下に、大学院生の個人研究又は大学院生を代表者とする複数の大学院生が行う共同研究を助成する「大学院生研究」も設けられており、本専攻の大学院生も、これまでに多くの研究助成を受けています。
最近の研究成果については、リサーチ・イニシアティブセンターのホームページに公開されている研究成果をご参照ください。
これまでに助成を受けた本専攻院生による研究一覧
2022年度
- 茶栽培のコモンズをめぐるマルチピーシーズ民族誌 ―日本茶の栽培を事例として―
2019年度
- Anaphora resolution in Japanese-English bilingual adults
- 「断り」場面における日本人の認知と配慮表現についての質的・量的調査研究
2018年度
- 日本語・英語談話分析タスクを用いた語用論指導が学びに与える影響のデータ収集と分析
- Anaphora resolutions in simultaneous/early sequential Japanese-English bilingual adults
2017年度
- 日英バイリンガル幼児の主語項選択における言語間相互作用―インプット効果の検証―
- 対面相互行為における非言語行動の研究:日本語および韓国語話者の会話を事例に
- 日本人英語学習者向け語彙学習教材の試験的開発と有効性の検証
- 日本人EFL学習者による自己調整学習の変移
2016年度
- 「人と馬」の関係から福島県南相馬市の復興を探る―マルチスピーシーズ民族誌の可能性―
- メキシコのトウモロコシを中心とした食文化研究
- 英語語彙学習の方略とその分析及びそれに基づく教材開発の提案
- 英語ライティングへのフィードバックの効果:日本人大学生の冠詞の誤りと習得の関連
2015年度
- 自閉症スペクトラムを持つ人の社会的言語使用について
- キリスト教という異文化との出会い:台湾原住民族の『今ここ/過去』の語りから
- ポピュラー音楽の聴取方法の傾向と分析:歌詞の役割とパフォーマンスに着眼して
- 子ども集団における物語の受容過程のコミュニケーション分析:絵本読み聞かせを中心に
2014年度
- 自閉症スペクトラムをもつ人のコミュニケーション―初対面場面における会話分析を通して―
- 『言語』と『記憶』のアイデンティティ:台湾原住民族の語りの『今ここ/過去』から
- カバー音楽における身体・声・象徴:音楽著作権とパフォーマンスの観点から
2013年度
- コミュニケーションを基点としたクリエイティヴィティ研究の理論的・方法論的考察
- 学校教育におけるESDの普及推進に関する研究-ESDとSTSの比較研究を通して―
- 台湾原住民族が語る記憶の中の日本語―ダイクシスに注目して―
- カバー音楽から見る現代の音楽アーティスト像の変容
- 発達障がい者の会話時における、「特徴」の共通性
2012年度
- 日中通訳者の通訳規範意識とその形成要因
- <変身>と擬人化:現代ネイチャーライティングにおける動物表象
2011年度
- 日本における環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)に関する評価研究
- 現代フィジー社会における環境保護と再伝統化言説に関する言語人類学的考察
- 「気遣い」の言語人類学:食事場面におけるジェンダー・イデオロギー分析
- 翻訳の操作性と社会的役割
2010年度
- 森田思軒の翻訳観:文学翻訳にまつわる異質性に焦点を当てて
- 企業文化適応過程における異文化要因とストレスの関係性-日米間クロスボーダーM&A
- 海洋教育における伝統知と現代技術の融合の可能性-ハワイ・日本間の教育交流を例に
2009年度
- 国際交流プログラムを利用した国際理解教育―アジアの高校生ネットワークの構築―
- 環境文学作品のレトリック研究:自然と人間の「交感」の言語学的分析
- 診察における医師と患者のコミュニケーションスタイルに関する実証研究
2008年度
- コミュニケーションにおける「気」:日本・中国・韓国の比較
- 診察における医師と患者のコミュニケーションストラテジーに関する実証研究
- ローカリゼーション翻訳における、翻訳メモリを使用した翻訳作業への有効性の研究
- 買収によるトップマネジメント変更を強いられた日本企業での事例研究
2007年度
- 文学作品の翻訳の持つ可能性
- 「持続可能な開発のための教育(ESD)」における評価手法の研究
- 「儀礼」としての自然インタープリテーション:環境ディスコースの言語人類学的研究