授業紹介

異文化コミュニケーション学部の授業は、「必修科目」「基盤科目」「基礎科目」「専門科目」に分かれています。ここではその一部を紹介します。

必修科目

基礎演習
異文化コミュニケーション学部で学ぶための基礎となる日本語コミュニケーション力、情報リテラシー、日本語での論理的思考力を身につけ、日本語で論理的な文章を組み立てるためのトレーニングを行います。グループ活動を通して、自分の意見を客観的に分析し相手に伝え、他者の意見を積極的に理解していく姿勢を身につけるとともに、大学での学びに必要な倫理観についても意識を高めます。
言語・コミュニケーション研究入門
異文化コミュニケーション学部所属の教員が輪講で授業を行います。学部の教員の多様な研究分野に触れることにより、言語・コミュニケーションの研究について基本的な知識と多元的な視点を身につけ、この学部でなにをどのように学ぶのか、学生自らが考え判断するきっかけとなります。
グローバル・スタディーズ研究入門
異文化コミュニケーション学部所属の教員が輪講で授業を行います。この授業を履修することで、グローバル・スタディーズの研究について基本的な知識と様々な研究分野を知ることができ、それを通じて、この学部でなにをどのように学ぶのか、履修者が自ら考え判断することができるようになります。
Cultural Exchange
立教大学に留学している多様な国からの留学生とともに学んでいく授業です。文化的背景の異なる学生同士が共同学習を実施することで、多様な文化的知識を身につけ、異なる文化に対して理解し、受容することができるようになります。日本語に限らず複数の言語を用いて他者とコミュニケーションを行うことを通して、実践的な異文化コミュニケーション対応能力を修得することを目指しています。

基盤科目

College Life Planning
異文化コミュニケーション学部の学生は、2年次の秋学期に「海外留学研修」を履修します。半期から1年、海外の大学で学ぶ科目なので、しっかりした目的意識を持って参加することが重要です。さらに、4年間の学びに「海外留学研修」をどう位置づけ、さらにそこから自分なりの学びをどう深めていくかを考えることはとても重要です。この科目は1年次に履修する科目で、学生自身が本学部での4年間の学びの礎を築くため、キャリアプラン、留学などの取組みについて理解し、実践につなげるために様々な活動を行っていきます。
海外留学研修
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語いずれかの言語圏への留学を通して、当該言語の語学力を高めるとともに、異文化対応能力を身につけ、それを自ら使うことを実践します。異文化を自ら経験することを通して、異文化理解や異文化コミュニケーションの価値を認識し、これからのグローバル社会で活躍する基礎力を身につけていきます。
Seminar in English
異文化コミュニケーションに関わる特定のテーマについて、英語で講義が行われます。英語での講義を理解した上で、自らの意見を述べたり、他者と討議することができる―つまり、海外の大学での学びを体験できます。
インターンシップ
異文化コミュニケーション学部での学びに関係の深い企業やNGO、公的機関において、実務の中で自らの知識やスキルを実践的に用いる経験を通して、社会人・職業人としての基礎知識や心構えを持つようになるための科目です。さらに、自らの職業適性や将来の職業選択について具体的に考える機会を得るためにも役立ちます。
Japan Study Program
日本語で行われる科目と英語で行われる科目があります。いずれの科目でも、言語、社会、文化、歴史等、様々な視点から「日本」を学び、さらに教室での学びを現場で体験することを通して、日本を複眼的に見る機会を得ることができます。海外で活躍するためには、まず日本語を知ることが重要です。この科目では、様々な日本を学べます。
諸言語特別演習
学部が学部間で協定を結んでいるスロベニアの言語やアジア、中東の言語など、異文化コミュニケーション学部で常に学ぶことができる言語以外の外国語を集中的に学ぶことができる科目です。様々な言語の知識を身につけ、それを自ら使うことができるようになると同時に、言語の背景にある文化的知識を学び、それを説明し、受容することができるようになります。

基礎科目

言語学概論
身近な言語現象を通して、言語の構造と機能に関する基礎知識を学んでいきます。言語の多様性について理解し、母語や学習している言語、その他様々な言語の特徴を対比してその違いと共通点について考えることによって、言語に関する研究の基礎をしっかりと身につけます。
通訳翻訳学概論
異言語・異文化間コミュニケーションにおける仲介行為としての通訳翻訳という視点から、現代社会における通訳翻訳のさまざまな実践状況および主要な課題について理解していきます。
異文化コミュニケーション概論
(異)文化の概念を単なる国民国家の枠組みで捉えることなく、「我々」と「彼ら」の境界線はどのような文脈で立ち上がってくるのかという視点で、多角的に異文化コミュニケーションの諸相を学んでいきます。言語と非言語、コミュニケーション実践と意味付け、アイデンティティ、ステレオタイプ、異文化適応などをテーマに、異文化コミュニケーションの基本概念や理論についての基礎的な知識を身につけていきます。
国際協力・開発学概論
国際協力の基本的な考え方と方法、および日本が国際協力を展開するようになった経緯を学んでいきます。身近なことから国際協力が実践できることを発見し、学生として何ができるかを具体的に考えるきっかけとなります。

専門科目

バイリンガリズム研究
バイリンガリズム(二言語併用)について、言語学・心理学的視点および教育学的視点から理解を深めていきます。二言語併用者の言語能力、言語習得ならびに言語使用の特徴、知能や思考・認知能力、バイリンガル教育の種類や方法、効果などについて、具体的事例を挙げながら学びます。
通訳翻訳実習
通訳翻訳クラス内で習得した知識とスキルをもとに、グループまたは個人で地域や学内における実際の通訳・翻訳プロジェクトに取り組みます。実践的な授業を通して、コミュニケーションの仲介者としての役割を果たし、依頼者、ユーザー、同僚と効果的な意思疎通をすることの重要性を学びます。
対人コミュニケーション論
対人関係に密接に関わっているコミュニケーションについて、日常生活でみられる身近な現象をもとに考えます。自己、他者、アイデンティティ、自己開示、帰属意識、ステレオタイプなど対人コミュニケーションに関わる基礎概念を学び、友人間、家族間、世代間、異性間、医師/患者間など、様々な人間関係にコミュニケーションがどのように関与しているかについて理解を深めます。
人間環境論
人間の安全を、国家や社会との関係だけではなく、それが成り立つ自然環境を含めて学びます。個人や社会の安全を軍事や政治社会の側面からのみ捉えるのではなく、環境破壊、災害、感染症、テロなど国境を越える脅威からいかに確保できるのかについて包括的に考察し、理解を深めていきます。