外国人生徒への学習支援(サービスラーニング)

生徒に寄り添う素晴らしい活動。
「役に立ちたい」という思いで参加。

黄 蓉

古田第一高校(中華人民共和国)出身

大学一年生の頃から西池袋中学校に在籍する中国人生徒へ、授業内容を訳し、伝えることを通して学習を支援する活動を行っています。この活動に参加した理由は「自分が持っているスキルを活用して、人の役に立ちたい」と思ったからです。

日本には親の都合で来日した子供が大勢いて、彼らは日本語ができないまま日本人と同じ環境で授業を受けており、それに対して抵抗感を持っていることが少なくありません。私は、彼らの授業の理解度を向上させるために、言語面から積極的に支援しようと決めました。活動を進めていくなかで、ただ先生の言葉や指導をそのまま通訳するのではなく、授業の流れを妨げないように、彼らにとって親しみのある中国語で解説を加えるという工夫をしました。また、授業以外では中国人の生徒が孤立しないように、積極的に日本人の生徒に声をかけて、なるべくみんなと溶け込めるように促すことを心掛けました。

この経験から、相手の立場になって物事を考え、相手の気持ちやその時の状況に応じて臨機応変に対応する柔軟性を学びました。現在、この活動をより多くの人に知ってもらうための宣伝役を務めています。生徒とともに成長できるこの素晴らしい活動を、これから入学する大学生にも参加してもらえるように発信していきたいです。

サービスラーニング

教室での学びを地域における社会貢献につなげる科目で、1年次生から履修できる科目があります。現在実施している学習支援に加え、異文化コミュニケーション学部で展開する学びー日本語教育、通訳・翻訳などと地域社会を結ぶ多様な社会貢献を対象としていきます。